毎月の借金の返済・・・ かなり辛いです(TT)
払っても払っても借金の残額が減らないではないか・・・
金利が29パーセントなんて酷いよナァ~
そして数年後・・・
フ~!やっと借金を返し終わったよ。
アッ!その借金☆
もしかしたら戻ってくるかもしれませんよ☆
金利には法律で上限が設けられています。
しかし、金利に関する上限は二つの法律で規定されていたのです。
一つは、利息制限法で上限は20パーセントです。(借りた金額により上限金利が異なります。ちなみに100万円以上借りると、金利の上限は15パーセントになります)
もう一つは、出資法で上限は29.2パーセント です。
この、20パーセントから29.2パーセントの範囲をグレイゾーンと呼ばれており、今まで国会などで議論されてこなかったのです。その為、消費者金融はこのグレーゾーンの金利を適用し、お客さんにお金を貸していたケースが多々あったのです。
2006年ごろからグレーゾーン問題が国会で取り上げられ、ついに貸金業法が改正されたのです。(2007年施行)
改正前の法律では、一定の用件を満たせば、利息制限法の金利を越えてもOKです!という内容が記載されていました。しかし、2006年1月に最高裁判所は「グレーゾーン金利の過払い金を返還しなさい」という判決が下ったので大変なことになりました。
今まで払いすぎていた金利を取り戻そうと、消費者金融に返還の請求が殺到したのです。また、貸金業法の改正の際、この判例を盛り込んだ内容となったのです。
「オイラ・・・ 29パーセントの金利を取られていたから、暇なときに請求してみよっと^0^」
そんな悠長な・・・
消費者金融の株価をご覧ください。
どの会社も貸金業法の改正で株価が大暴落してしまいました。そして、会社が潰れてしまったら、返金されない可能性が高いのです。素早く対応されたほうがよろしいかと思いますよ☆
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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