昇地さん「いじめのない障がい児の教育施設を立ち上げるんだ」そのような考えのもと、設立した学校が、しいのみ学園でした。
当時、小児まひの子供は差別を受けており、受け入れる施設そのものが存在しておりません。そこで、昇地さんは私財を投じ、ある信念のもと施設を運営するのです。
「科学に限界はあるが、愛情には限界はない」
その教育法は一風変わったものでした。天候や園児達の気分を察し、その時々にあったプログラムを組むようにしたのです。運動場で教育を施し、教室で休ませる。また、叱る事はせず、笑顔で子供立ちに接するよう心がけました。
しかし、福岡県からクレームがきてしまうのです。 「生活指導をする施設なのに、教育を施しているのはどういうことか?」
そこで、昇地さん!福岡県に対し言い放ちます。
「法は守らないが子供は守る」
この結果、認可の取り消しとなり、補助金の停止を命じられてしまうのです、その後も独自の障がい児教育を展開し、社会に注目を集める施設となるのです。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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