今日のテーマはシンデレラです。
まずはシンデレラのストーリーを振り返りましょう♪
お金持ちの家で育っていたシンデレラ。幼くして母親が亡くなり、さらにお父さんが亡くなると、継母にこき使われます。
奴隷扱いのシンデレラ(TT)
ある時、王様のお城で舞踏会が開かれます。シンデレラも参加したかったのですが、継母がそれを許しません。しかし奇跡が起こるのです。森の妖精が現れて、シンデレラは魔法により豪華なドレスが出てきました(o^。^o) かぼちゃの馬車も登場し、舞踏会に行けるようになったのです。
魔法の効力は夜の0時まで。
シンデレラに一目ぼれをした王様は夢中になって踊ります。そして、魔法の効力がなくなってしまう0時になりました。急いでお城を出ようとしたシンデレラでしたが、履いていたガラスの靴をお城の階段に落としてしまうのです。
シンデレラにもう一度お会いしたい。
王様は落ちていた靴を頼りに、ぴったりあう女の子を探していました。そして、見事にシンデレラを見つけだし、王様とシンデレラはめでたく結婚♪ そんなお話となっています。
シンデレラといえばガラスの靴にディズニーランドのシンデレラ城・・・・ いかにも西洋風なものをイメージしてしまいますよね。しかし、シンデレラはディズニーのオリジナル作品ではなく、シャルル・ペロー(1628 - 1703 フランスの詩人)がまとめた童話集の一つに過ぎないのです。(あくまでもまとめただけです)
このお話が改ざん(独自の演出)されてゆく中で、ディズニーのシンデレラが誕生するのです。
なんと、世界中には700編以上あるシンデレラの類話。
あるシンデレラ研究者がそのルーツをたどってみると、最古のシンデレラは中国の「葉限(イエシェン)」という物語(9世紀)ではないか?と好評されているのです。
つまりシンデレラは中国人だった!?という事になるのです。
ガラスの靴は金の靴に。
魔法使いはお魚に。
お城での舞踏会は祭りにと、少々の違いはあるものの、継母もいじめ、祭りで脱げてしまった片方の靴、その靴のおかげで娘が玉の輿にのるなど・・・。現代知られているシンデレラと重なる部分も多々あるのです。
中国には纏足(てんそく)という風習がありました。足を大きくしないために、幼児期に足に布をまきつけて小さい靴を履かせる習慣です。ガラスの靴がとても小さかったのは、この纏足が関係しているのではないか?とも考えられているのです。
元祖シンデレラが9世紀のものだったなんて・・・ 雑学って本当に奥が深い(。・_・。)ノ
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント