〇岐阜県岐阜市に本店を置く十六銀行
〇宮城県仙台市に本店を置く七十七銀行
〇長野県長野市に本店を置く八十二銀行
これらの銀行名に数字が刻まれているのは何故だろう?
ということで早速調べてみました☆
時は1872年!
渋沢栄一らによって国立銀行条例が制定されました。
この頃、日本でも資本主義という考え方を導入する動きが見られました。そこで大切なのは銀行だ!となり、他国の銀行を参考にし日本初の銀行が誕生しました。
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それが第一銀行です。
後の第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)です。
二番目に誕生した銀行が第二銀行(現在の横浜銀行)
第三銀行は欠番
その次にできたのが第四銀行(現在、新潟市に本店があります)です。
そうなのです!
この番号は銀行ができた順番で付けられていたのです。
ただし例外も存在します。
八十二銀行は「第十九銀行」と「六十三銀行」が合併して出来た銀行なので、19+63=82銀行となりました。
銀行を設立するのにはちょっとした条件がありました。
お金を持っている人が
「このお金と金貨を交換してくれ!」といえば銀行は金貨と交換しなければいけなかったのです。これを兌換紙幣(だかんしへい)といいます。
その為、大金持ちでなければ銀行を設立する事はできなかったのです。
しかし1876年に国立銀行条例が改正され、金貨と交換しなくてもいい事になりました。これにより、銀行に参入する人たちが増え153もの国立銀行が誕生する事になりました。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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