実はソメイヨシノは明治時代に広がりを見せた比較的新しい桜でした。
桜とは、「ヤマザクラ」や「オオシマザクラ」・「エドヒガン」など、計11種の野生種が存在し、これらを組み合わせて新種を作っています。
これは江戸時代末期のお話です。
[ad]
染井村(現在の豊島区駒込)の植木職人たちが集まって桜を交配する事となりました。そして、交配して誕生した桜に名前を付ける事になるのですが・・・
この新種の桜を、
吉野山の桜にちなんで、ヨシノサクラと命名した事が問題となってしまいます。
吉野山の桜はヤマザクラ系の桜が中心ですが、この新種の桜はオオシマザクラとエドヒガン系の桜を交配したために、ネーミングが紛らわしい!という事になってしまったのです。
考えた結果、「町の名前をくっつけよう!」
(染井町)の ソメイ + ヨシノ = ソメイヨシノ となりました。
ソメイヨシノが人気になった理由
葉っぱよりも先に花びらが出てくるので、とても綺麗に見えるのです。しかし、ソメイヨシノには弱点が存在します。
寿命が短いのです。
滝桜は樹齢1000年を超えるものも存在しますが、ソメイヨシノの寿命は50年~60年ほど。原因は未だにわかっていないそうです。
まさに美人薄命!
あっ!滝桜も美人ですよ(汗
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント