「昼間なのに、強烈な眠気が襲ってくる!」
このような症状を訴える人がいたら、ナルコレプシーを疑ってみてください。「Narco=眠り」・「Lepsie=発作」 発作とは病気の症状が急に起こることをいいます。
つまり、眠りの衝動(睡魔)が急に襲ってくる現象です。
睡眠障害のない人は一日一回の周期で眠ることになりますが、ナルコレプシーの場合、睡眠と覚醒の周期が短く、寝たり起きたりを繰り返すのが特徴です。
その為、「やる気のない奴だ!」・「気持ちがたるんでいる」 などの印象を与えてしまい、これがナルコレプシーを抱えている人をさらに苦しめる結果となってしまいます。
ナルコレプシーは知名度が低く、また睡眠障害そのものが認知されていませんので、誤解を受けやすい障害でもあるのです。日本人の場合、ナルコレプシーの有病率は約600人に1人といわれています。
身近に存在しても不思議ではない障害なので、どうか頭の片隅に入れていただければ幸いです。
ナルコレプシーには特徴があります。
〇金縛りにあいやすい
ナルコレプシー!金縛りにあいやすいのは何故?(福祉情報61参照)
〇感情の高ぶった状態になると、体の一部分、若しくは全身の筋肉が緩んでしまい、力が入らない現象が起こります。(この症状は数秒から数分で回復します)原因は不明です。 ちなみに、この症状を情動脱力発作(カタプレキシー)と呼ばれています。
〇深い眠りが得られない。(熟眠できない)
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
◎ナルコレプシーの原因
ナルコレプシーの原因はなんですか?(福祉情報62参照)
コメント