沖縄の公立小学校の校長先生は・・・
他の県とは異なり、少し変わった組織構造になっているのです。
なんと!
沖縄の公立小学校の校長先生は、ほぼ100%の割合で幼稚園の園長を兼任しているのです。
これは沖縄がアメリカの統治下にあった時(1945年~)のお話です。
当時、沖縄にいた教育担当の米兵は、5歳児の子どもを集めて勉強を教えなさい!という指示を出していました。
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そこで、教員免許を持った人達が5歳児に対し貝殻を使って算数を教えたり、砂に水をかけて理科を教えたりしていました。
後に米軍の指導により、公立小学校と幼稚園を併設するようにとの指導がありました。しかし、アメリカは幼稚園に対して補助金を出さなくなってしまうのです。
「幼稚園が潰れてしまうと園児達が可愛そう」
ということになり、併設されている小学校の校長先生は幼稚園の園長を兼ねるようになり、現在に至るのです。
沖縄の歴史は奥が深いですね!
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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