手話とは、
耳や口の不自由な方が手を用いて表現をする言語です。
日本の手話を調べてみると、
言語として使われるようになったのは明治時代からです。
1878年(明治11年)、古川太四郎さんが日本で最初の聾唖(ろうあ)学校、”京都訓聾唖院” を設立。 初めて手話を用いて教育を行いました。
それまでは、簡単な身振り手振りを使い、サイン(合図)でコミュニケーションをとっていました。 これをホームサインといいます。
しかし、ホームサインでは特定の人にしか理解されないために、コミュニケーションとしては限定的でもありました。
1908年、東京と京都の聾唖者団体が交流を始めましたが・・・
団体同士で独自の手話を使用していたために、コミュニケーションは上手くいきません!
そこで、聾(ろう)学校の教師や生徒達は考えます。
「これは統一された手話を作ったほうがいいよね」
1969年、ついに全日本ろうあ連盟により全国へ向けた標準手話が制定されるのです。
ちなみに、世界で初めて聾唖学校を作ったのが1760年です。”ド・レペ神父” がフランスのパリに学校を設立したのが最初です。手話を言語として使われ始めたのはこの頃からだそうです。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています
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