黄昏を辞書で調べてみると
〇夕方の薄暗い時
〇終わりに近づこうとするころ などと書いてありました。
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この黄昏を調べてみると、
万葉集(7世紀後半から8世紀後半にかけて編集された最古の歌集)から発展したと伝えられています。
万葉集には下記の歌が存在します。
「誰そ彼(たそかれ)と われをな問ひそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ君待つ我そ」 ←難しいなぁ・・(笑)
簡単に訳すと、「誰、あれは?と私に尋ねないでください。あれは九月の露に濡れながら君を待つ私なのですから。」 ←やはり難しかった・・・
”誰そ彼”(たそかれ) が変化したのが黄昏という事です。
この時代、街灯がありませんでしたので、夕暮れになると人の顔が見にくくなり、「誰そ彼」 = 「夕暮れ」 をさす言葉になったのです。
ちなみに、タソカレの ”カ” に濁音が入ったのは江戸時代からだそうです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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