そもそも風邪という病名は存在せず、
呼吸器系におきる急性炎症のことを総称して、風邪症候群と呼ばれています。
風邪で病院へ行くと、
「咽頭炎」・「気管支炎」等と診断されますが、ウイルス性のものであろうとなかろうと、ここの部分が炎症を起こすものを全て風邪症候群というのです。
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移る風邪というのはウイルス性のものをいい、8割~9割がこれにあたります。一方、うつらない風邪の原因は、アレルギーによるものが多いようです。
病院へ行くと、抗生物質を処方されるケースもありますが、実は抗生物質ではウイルスをやっつける事ができないのです。
何故なら、抗生剤は細菌には抜群の効果を発揮するのですが、ウイルスには効かないのです。 → 細菌とウイスルの違いって何ですか?(健康雑学70)
(細菌性の感染症が疑われる場合には処方されるケースも存在します)
ちなみに、ウイルス性の風邪は誰にでも感染するというわけではなく、免疫力の弱い人、抵抗力の弱い人、過労や睡眠不足で体力が落ちている人などが発病しやすいです。
現在、ウイルスをやっつける薬は皆無に等しく、人間に存在する免疫力のみが頼りになってきます。 ストレスをためず、免疫力を維持する事。そして、手洗いやうがいなどを行うことが大切になってきます。
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