「ユニバーサル」 + 「デザイン」 それぞれの意味を調べてみると
「ユニバーサル」 = 「全体の」
「デザイン」 = 「模様・設計」
つまり、「老若男女」・「障害の有無」・「国籍の違い」・「文化の違い」 など、『全ての人が利用できるデザイン設計が大切ですよ~』 ← このような概念をユニバーサルデザインと呼んでいます。
ユニバーサルデザインの提唱者はノースカロライナ州立大学(米)のロナルド・メイスさん(1941~1998)です。メイスさんは9歳の時にポリオと呼ばれるウイルスににかかってしまい、生涯電動車いす生活を余儀なくされてしまいました。
ある時、メイスさんはバリアフリーという概念に疑問を抱きます。
メイスさん
「障害があるから付け加える!これがバリアフリーの考え方だ。 すると、障害がある人もない人も、知らないうちに心のバリアが生まれてしまう。 ならば、最初からみんなが使いやすいものを作ればいいのではないか?」
このような考えから、ユニバーサルデザインの研究を始めるのです。
例えばトイレです。
障がい者専用のトイレがあると、障がいのない人は使おうという気持ちにはなりません。そうではなくて、誰もが使える広々としたトイレを作ればいいのではないか?
このような概念を提唱したのがロナルド・メイスさんなのです。では、具体的にどのようなアイテムが存在するのでしょうか?次のレポートに紹介したいと思います。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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