前回のレポートでは、「ユニバーサルデザインとは何ですか?」 というテーマでレポートを書かせていただきました。ユニバーサルデザインとは、性別、年齢、国籍、言語の違いや障害の有無などにかかわらず、誰でも簡単に利用できる製品や設計をいいます。
それでは具体的にどのようなものが存在するのでしょうか?
〇シャンプーのギザギザ
画像は花王のHPから引用
「目を閉じたままでもシャンプーとリンスの区別ができるようにしてほしい」 花王では、このようなお客様の声が届けられたそうです。
そこで、デザインの段階で視覚障がい者の意見も取り入れ、シャンプーの側面にギザギザを入れる事となりました。これでリンスとの区別がわかるようになりました。
〇ライター
一説によると、戦争で片手を負傷した人が簡単に火をつけられるようにと改良されたのがライターだとされています。今では多くの方に利用されるアイテムとなりました。
〇温水洗浄便座
温水洗浄便座 TOTOのHPから画像を引用
もともと、アメリカのベンチャー企業が開発した商品です。痔の患者さんや、身体障がい者の方が利用するための便座として開発され、医療・福祉機器として使われていました。
1960年代、この商品をアメリカから輸入し販売したのがTOTOです。後に一般向けに販売される事となりました。
〇段差のない道路
画像はNTTから引用
〇自動販売機
画像はNTTから引用
背の小さな方や車椅子を乗っている方でも利用できます。
〇トイレ、手を洗う場所
画像はNTTから引用
車椅子や松葉杖を使われる方も利用できます。
点字名刺も視覚障がい者の方にも理解する事ができますので、ユニバーサルデザインになるかと思います。 → 点字名刺プロジェクトのホームページ
街に存在するユニバーサルデザイン!
是非、探してみてくださいね♪
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
2019
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