頭寒足熱(ずかんそくねつ)という四字熟語をご存知でしょうか?
この言葉は江戸時代にできた言葉だとされていますが、大昔のオランダの医学書にも、「頭を寒して足を温める行為は最も重要な健康法だ」という文献が残されているそうです。
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足を温めると体全体の血流が良くなります。一方、足を冷やすと血流が悪くなり、高血圧・心臓病・動脈硬化の原因となってしまいます。また、頭寒足熱の考えによると、「足を動かしなさい!」 というメッセージも含まれています。
全身に血液を送っている心臓。
しかし、足は心臓から一番遠い場所にあるので、血液を心臓まで押し上げるのが大変です。
「足が第二の心臓」といわれるのは、歩くことにより筋肉が収縮し、これが血液を心臓に戻す原動力になっているためです。
頭寒とは、
正確に言うと冷やすという意味ではなく、「温めてはいけませんよ~」 という意味が込められています。
脳には体温調節など様々な機能が複雑に絡み合っています。
しかし、脳の温度が上がりすぎると、調節機能が失われるため、体に悪い影響を及ぼしてしまいます。
このような理由から頭寒足熱という健康法が誕生したとされています。ちなみに、鍼灸(しんきゅう)は頭寒足熱を目的とした治療法です。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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